パブリシティ

十勝毎日新聞(平成23年12月15日)

[新得・温水プール] 利用者6年連続増 ~ 町外者や中高年男性増加

【新得】町教委は、町営温水プール「ビーバー」の今年度(開設期間4月29日~10月31日)の利用実績をまとめた。利用者数は3万2338人で前年比1071人(3.4%)の増。前年比プラスは6年連続で、1998年の開館以来の延べ人数も35万人を突破した。受託管理するニサカ(本社旭川)は「町外者や中高年の男性の利用が増えた」としている。

今年度の内訳は個人利用が1万6726人(前年比4.2%増)、町民大学や学校、少年団などの団体利用が1万5612(同2.6%増)。個人のうち町内者は1万1163人で同1.4%の微増だったのに対し、町外者は5563人で同10.3%増と大きく伸びた。

年代別では幼児、中・高校生、29歳以下と60代が前年を下回り、30代はほぼ前年並み。小学生(同8.1%増)、40代(同20.7%増)、50代(同33.2%増)、65歳以上(同8.9%増)は前年実績を上回り、障害者利用も同75人増の141人となった。

ビーバーでは幅広い年代を対象に、町民大学などで水泳教室を開いており、ニサカでも4、7月に新聞折り込み広告などで周知。利用者は年々増え、「今年は町外からの小さな子供やその母親、町民大学に通う40、50代の利用が増えた」という。

今年は7月に初めて、中高年の男性向けに集中的な教室も企画。この受講者が教室を機に通いだしたことも大きいという。

ビーバーの利用者数はこれまで、2年間で5万人のペースで推移。昨年6月に30万人に達し、今年9月に35万人を超えた。町教委は「より多くの人に町民大学などを知ってもらい、さらに利用を伸ばしたい」としている。

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